熱絶縁工事を業者に依頼した後の流れとは

お問い合わせ

まず、熱絶縁工事を取り扱っている業者に問い合わせを行います。電話やFAXでの連絡に加えて、近年ではホームページから直接メールで問い合わせできるケースも少なくありません。そのため、お客様に合ったお問い合わせの方法をお選びいただけます。電話の場合はその場で日程調整が可能ですが、メールの場合は送信後に折り返しの電話がかかってくることもあります。

相談・打ち合わせ

日程を調整後に、相談や打ち合わせを行います。熱絶縁工事業者の担当者が直接訪問し、相談を行うことも少なくありません。その際、現場調査も並行して実施した上で、施工仕様や工期などの打ち合わせを行います。この段階の相談であれば、無料で対応してくれるのが一般的です。

予算や工期など様々な点に関して相談するチャンスですので、できる限り情報を提供した上で価格交渉を行うことをおすすめします。工事の理由を説明できるようにしておき、併せて図面・画像も用意しておくことで、よりスムーズかつ有意義な相談ができます。

見積り作成

打ち合わせ後、熱絶縁工事の業者が見積りを作成してくれます。見積り作成には、数日から1週間ほどかかることが通常です。あらかじめ見積り作成期間の目途を確認した上で、予定より遅れている場合は施工スケジュールに支障が出るため、見積り予定の再確認および催促をすることが重要です。

基本的に訪問で確認した内容や相談者の希望を元に、見積書を作成します。相談者は見積書を確認し、契約するかどうかを判断します。

業者からの見積りに関する説明以外においても、コストやスケジュールの面などで気になる点があれば遠慮せずに確認することが重要です。余計なコストを要したり、想定以上の施工日数がかかったりする場合があるためです。場合によっては施工完了後に見積作成の段階では発生しなかった追加料金が発生する可能性もあります。

もし見積書や説明に納得ができない場合は、他の業者にも相談してみることをおすすめします。

契約

業者が作成した見積りの内容に納得できれば、契約へと進みます。契約後に再度打ち合わせに応じてくれるケースもあるため、要望があればしっかりと伝えることが重要です。無事に契約が済めば、業者は設計やデザインを開始します。

着工に向けた準備

工事に入る前に、着工に向けて必要な準備を業者が行います。施工計画の作成や資材の準備、行政への書類提出などがその例です。この段階であっても心配なことがあれば相談に乗ってくれることがあるため、必要に応じて連絡してください。

着工

準備が整えば、工事計画に則って工事を進めます。相談者のプラントにおけるルールやコンプライアンスなどを遵守し、あらかじめ定めた工期を守って工事を進めてもらいます。

なお、施工場所に他作業の資材があると作業が進まない可能性があるため、着工日前日には必ず資材を移動させてください。

施工完了

工事が完了したら、依頼者にて状況を確認して終了です。一般的には、この段階で工事代金の支払いを行います。ただし、支払いのタイミングは業者によって異なる可能性があるため、事前に確認しておくことが重要です。

施工完了後でもアフターフォローに対応してくれる場合は、問題点や心配点があれば都度問い合わせることをおすすめします。